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著者 | 著者:阪本 一房(イッポウ) 編著・解説:藤本 衞(マモル) きり絵:吹田きりえグループ |
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定価 | 1,500円(税抜) |
発行年月日 | 2023年5月 |
判型 | 四六判並製 176ページ |
ISBN | 978-4-908443-81-7 |
Cコード | 0095 |
刷り | 2刷 |
大阪北摂の吹田にある民話40話と民話の歴史的背景を方言もまじえて綴りました。
大阪万博の地として、比較的新しい街として知られる吹田。
ところが、吹田が最も華やかだったのは、鎌倉時代。
源頼朝の姪を夫人に迎えた御公家さん・西園寺公経が作った景勝地吹田殿は金閣寺、平等院、四天王寺といった、当時の名勝と並び称せられるものだったようです。
また、行基菩薩や役行者が作ったお寺さんにまつわる話、百姓一揆や、キツネにばかされた話、災害を押さえるために人柱となった話、だんじりなど祭りの話、妖怪話、戦争話、明治維新の話など多彩な話満載。
物語の舞台にアクセスできる詳細マップも掲載!
本書は、阪本一房さんを筆者に、1984年3月に吹田市広報課から発行された「ききがき吹田の民話」を底本にして作成いたしました。
編著・解説は、JR 吹田駅から徒歩10分ほどのところにある江戸時代の庄屋屋敷「浜屋敷」の理事長・藤本衞と学芸員他スタッフが担当しました。
民話の舞台を訪ねよう
民話の世界(吹田殿)
刊行にあたって
1、天神屋敷
2、試みの観音
3、血の池
4、二魂坊の火
5、泉殿の神主さん
6、一モクレン
7、どんじ講
8、権六おどり
9、佐井の清水
10、つなぬき祭
11、油かけ地蔵
12、長柄の人柱
13、じにんの定吉
14、小女郎稲荷
15、かまいたち
16、茂右ェ門さん
17、釈迦ヶ池の鴨
18、加多野の山賊
19、吹田殿
20、五十狭茅宿袮
21、おかめ茶屋
22、身代り入牢
23、垂水の滝
24、殿池のがたろ
25、山田の銅鐸
26、新田の蛇まくら
27、こえぶね天王丸
28、名次宮
29、浜のお堂
30、くりぬき水路
31、いずみのほこら
32、なげだし墓
33、はたふり松
34、天井の絵
35、長柄の傘赤袋
36、お玉まつり
37、雲居さん
38、狐坂
39、茶漬の接待
40、金の小さな地蔵さん
伝えることから新しい文化の創造が
原作者・阪本一房のことば
吹田歴史文化まちづくりセンターとは