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11月28日 新発売

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「平和都市」ヒロシマのまがりかど

副題 広島市平和推進基本条例の制定過程を検証する
著者 宮崎 園子
田村 和之
金子 哲夫
本田 博利
向井 均
橋本 和正
渡部 久仁子
湯浅 正恵
定価 1,700円(税抜)
発行年月日 2024年11月
判型 四六判並製 248ページ
ISBN 978-4-908443-91-6
Cコード 0036
刷り 1刷

内容紹介

2021年6月、広島市議会初の政策条例として成立した、広島市平和推進基本条例。
本書は条例の成立過程を見守り、条例の文言をつぶさに検討、問題提起をしてきた8人の市民による論考です。
研究者、元市職員。元国会議員、市民活動家、記者など職業も世代も様々な執筆者たちが、広島はこの先も「平和都市」であり続けるのかという問題意識を共有しながら、それぞれの専門領域に寄せた論考を展開します。
また、平和行政に尽力した元広島市長・平岡敬氏の寄稿を冒頭に掲載しています。

広島市平和推進基本条例についての本でありながら、広島のこれまでの「平和行政」を振り返り、これからを模索する市民のための政治の書でもあります。

 

目次

まえがき
発刊に寄せて
「広島市の平和行政は前進するのか」         平岡 敬

<本文編>
第1章 広島のアイデンティティ・クライシス     宮崎 園子
第2章 「平和都市」ヒロシマの自己否定      田村 和之
第3章 【覚書】広島市平和推進基本条例の制定過程  田村 和之
第4章 市政と憲法                 金子 哲夫    
第5章 広島で「平和」の条例をつくること      本田 博利
第6章 「黒い雨」はどのように扱われたか      向井 均
第7章 戦争の実相                 橋本 和正
第8章 「このままではいや。-はじめてのロビー活動記-」 渡部 久仁子
第9章 広島市平和推進基本条例と「ヒロシマの心」    湯浅 正恵

あとがき

<資料編>
1 2021年6月29日に公布された広島市平和推進基本条例(2021年条例第50号)
2 条例案の変遷
3 広島市議会本会議における「提案趣旨説明」
4 広島市条例にみる「平和」の定義
5 広島市議会採決の「決議」「意見書」及び「請願」
6 広島弁護士会長声明
7 広島市議会に寄せられた市民・市民団体の意見(一部)
8 広島平和記念都市建設法(1949年8月6日 法律第219号)